2017-01-31

Lima.2017.01.23.sunny:cloudy





ここに来てびっくりしたのは、
こんなにも鳥の声が綺麗だったのかということ。

森の中にいるように鳥の声が響いている。

それはもう、うっとりするくらいに美しいのだ。思わず録音。





2017-01-30

Tacna-Lima.2017.01.22.sunny





私がタクナからリマへの移動に選んだバス会社は、CRUZ DEL SOR。

ペルーで一番有名なバス会社で、他のバス会社に比べて少し値段はするけれどサービスはピカイチ。
車内の作りもサービスもなかなか効率がよい。

セキュリティも万全で、空港のようにパスポートの提示、荷物検査、顔写真撮影をする。(と言いつつ私の荷物検査はわりと適当だった)

各席にはモニターが付いており映画が観れる。シートはふかふかで、枕とブランケット付き。温かいごはんも出てきて至れり尽くせり。


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朝10時、リマに到着。
バスは15分遅れでタクナ出発したのにもかかわらず、到着は予定よりも1時間もはやかった。


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荷物を受け取る時、同じバスに乗っていたバックパックを背負った女の子を見かけたので声をかけてみる。もしも向かう先が同じ方向ならタクシーをシェアしようと思ったのだ。

そうしたら嬉しいことに彼女も同じ方向たったので、"もちろん!"とにこにこと承諾してくれた。

スペイン語堪能な彼女は以前リマでボランティアをしていて、また戻ってきたそう。国籍を聞くとなんとまたまたドイツ人。

彼女のおかけでスムーズにホステルに到着することができた。

ありがとうとお礼を言って、きゅっとハグをしてお別れ。


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移動はやっぱり疲れるので、今日はホステル周辺を少しだけ散策。

はやめにおやすみなさい。


P.S.

流しのタクシーは交渉が面倒なのと、後で違う値段を言われるトラブルも多々ある。

バスターミナルのタクシーは高いけれど区間ごとに値段が決まっているので安心。

バスターミナルからミラフローレス地区

流しタクシー/7〜9ソル
バスターミナルタクシー/14ソル

2017-01-28

Arica-Tacna.2017.01.21.sunny





朝9時、ホステルを出発。
今日は国境を越えて、ペルーのタクナへ向かう。

たまたま同部屋のドイツ人のタニヤさんも同じ目的地だったので、一緒に国境を越えることになった。国境を越えるというのはやはりちょっと不安もあるので、こういう時に誰かが一緒にいてくれると心強い。


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ターミナルへ向かうと人、人、人。
ほとんどの人が、ペルーへと抜ける人たち。

通常1時間ほどで行けるというその情報も怪しくなってきた。

タクナへは、コレクティーボと呼ばれる乗合タクシーで4000チリペソ(約700円)、もしくはバスで2000チリペソ(約350円)で行けてしまう。

どちらも長蛇の列。はじめはコレクティーボの列が少なかったので並んでいたのだけれど、バスの方が進みが少しだけで早かったので並び直す。


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1時間たってようやくバスに乗れる。オンボロバスだけれど、窓からの風がとても心地よい。

国境手前ではやっぱりまた何度もバスは停まった。それでも、思っていたよりもスムーズに事が進んだ。

問題の出入国カードの控えもほとんど見られることなく終わった。


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ペルーの入国も一瞬で終わる。
出入国カードの控えは、大事に大事にパスポートケースにしまった。

バスに戻り、時計の針を2時間巻き戻す。たった一歩違うのに時差があるのは本当に何度も体験しても不思議。


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11時。
国境から1時間ほどでタクナの国際バスターミナルに到着。
結局時差を含めなければ4時間。
時差含めれば2時間。予定範囲内。

ここに一泊するというタニヤさんとはここでお別れ。握手をしてお互いの旅の無事を祈る。


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私は国際バスターミナルのすぐ隣にある国内バスターミナルへ。そしてリマへ向けての14時30分発のチケットを購入し、ATMからお金を引き出す。(なんとこのATM全部で7カ国語程表示できるようで日本語もあった)

ここまできちんとトラブルなく進めるかどうか少し不安だったので、ほっとする。


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時間まで暇だけれど、待つのは慣れている。ベンチでビスケットをかじりながらぼんやりしていると、1人のバックパッカーが隣に座ってきた。

国籍を聞いてみると、またもやドイツ人。少し話をしてアレキパヘ向かうバスに乗る彼とはお別れ。


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ようやく自分のバスの出発時間が迫ってきたので、バスターミナル使用料を払いバスに乗り込む。



穏やかなチリを出発し、ペルーに入国して、初めて自分の旅がようやく始まったような気がした。



2017-01-26

Arica.2017.01.20.sunny





心配をしていた出入国カードの控え再発行手続きは、ものの10分ほどで終了。

1度ホステルに戻って、オーナーさんに再発行が出来たとお礼を伝える。
オーナーさんはやっぱり、ハッハッハッ!と笑って、

"リラックス、リラックス"
と言ってくれた。


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パスポートと出入国カードの控えをしまい、セントロへ向かう。

今日はチリを1日堪能できる最終日。
郵便局により日本へのハガキを出して、アボカド入りのホットドッグの食べおさめをして、海へ行き、ゆっくりと1日が終わった。

とても平和で充実した1日だった。


2017-01-25

Arica.2017.01.19_2.sunny





ここアリカに来て、ちょっとこころが不安定になっている。

このままチリを抜けて、中米まで行けるのかという本当に漠然とした不安をかかえていた。


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明後日の朝、チリを出国してペルーへ入国する予定であるけれど、ずっともやもやしていることがあった。

チリ出国について調べた時に、入国時に書いた"出入国カード"の控えが必要とのことがどのサイトにも書いてあったのだ。

そんなものをもらったような記憶がない…ような…あるような。

アリカ初日に一緒だったアリさんに聞いたけれど、そんなものはもらっていないと言っていた。
彼も同じサンティアゴの空港からチリに入国したから、私と同じはず。

でも、調べても調べても、必要であるとしか書いていない。


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コモンルームのソファーで1人不安になっているところ、ホステルのオーナーさんがやって来て、

"どうしたんだい?"
と声をかけてくれた。

私は出入国カードの控えをなくしてしまったみたいと説明をした。

するとオーナーさんは、ハッハッハッ!と笑って、

"そんなに心配しないで!警察署にパスポートを持っていけば簡単に貰えるから!"
と言って、私の持っていた市内の地図に警察署の印を付けてくれた。


"チリでは本当に簡単に再発行出来るけれど、ペルーでは難しいから注意してね"
という情報もくれる。私がお礼を言うと、

"気にしない!気にしない!"
とまた大きな声で笑った。


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そのやりとりを終えた後、なんだかすっと気持ちが軽くなった。
私が抱えていたもやもやの正体は、きっとこれだったのだ。(はやく聞けばよかったのだけれど)

今日はもう遅いので、明日の朝一で近くの警察署へ向かうことにした。


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その夜。
アリカに来てから初めてぐっすりとよく眠れた。


P.S.
その翌日ボリビアからチリの国境を越えてやってきた人に聞いたら"控えはもらっていない"と言っていた。国境事情よく分からない…。



2017-01-24

Arica.2017.01.19.sunny





何もやる気が起きなかったので、今後の旅の計画をしつつ、お昼過ぎ海を見に行った。(変質者に合わないように)

アリカの海は、霞みがかったような淡くてぼんやりした海な気がする。砂のせいかゴミが少ないからかビーニャよりも浜辺を歩きやすい。

波がたっているせいか、ビーニャでは見かけなかったサーファーをよく見かける。
時々、馬に乗った警察官も見かける。
それから、大きなカニやクラゲが打ち上げられている。
どうやら、ウミガメもくるらしい。

意外と盛りだくさんな内容のビーチである。

アリカの海と同じように、ぼんやりとした1日だった。

2017-01-23

Arica.2017.01.18.sunny





ホステルから見えた夕方の光がとても綺麗だったので、海へ向かう。

ホステルから海までは5分ほどの距離。浜辺に降りるには結構な数の階段を降りなければならないけれど、それでも本当に、目と鼻の先。


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風が気持ちよいなと海に向かっていると、向かい側からおじさんが歩いてくる。何か違和感があるなと思ったら、そのおじさんはスボンの上から股間を弄りながら歩いていた。

あまり見ないようにして、すれ違う前に浜辺への階段を降りる。

降りてしばらくすると誰かに呼ばれる。声のする方に振り向くと、先ほどのおじさんが下半身を露出して仁王立ちをしているではないか。

"Muy bien〜!(すごくいい〜!)"
と何度も叫びながら。

ギョッとしたけれど、幸いなことに私の視力は0.1ほどで、おじさんのそれも私の顔に対して垂直であったので(おそらく)あまりよく見えなかった。

けれど、ただただ不快で、そのまま無視をして私はまた階段を降りて浜辺に向かった。

まだ遠くで変質者がウロウロとしているのが見えたので、家族連れの近くにそっと座り、気持ちを落ち着かせる。

買ってきた炭酸水を飲んだ後、ふと自分の洋服を見ると、赤いペンキのようなものが付いている。

思わず、3度見をしてしまった。

よくよく見るとそれはペンキではなく、色落ち。…思いたるふしは、ある。

変質者にコンニチハ、お気に入りのワンピースにサヨウナラ。
今日は本当についていない。

夕方の浜辺で1人、ほろほろと泣くというドラマチックなことをして、それから ふらふらとホステルに戻った。



Arica.2017.01.17.cloudy-sunny





実は以前にも、アリカは訪れたことがある町。

前回はボリビアのラパスからアリカに来て、すぐにバスに乗って次の街へ行ってしまったので、少ししか散策できなかった。

なので今日はゆっくりと散策が出来てとても嬉しい。


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アリカはいろいろなものが混在している不思議な町。
緑のない茶色の山に囲まれているのに、その反対側には海がある。
チリの人よりもペルー人やボリビア人をよく見かける。
ほとんどが小さな平屋、けれど時々、ニョキッと大きなマンションが建っていたりする。(暑いので日陰を通って歩きたいけれどそれができない…)

歩行者天国になっている道りはそんなに大規模ではないものの、大道芸人がいたり、おしゃれなカフェや雑貨を売るお店があり、それなりに賑わいを見せている。


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思っていたよりも暑さで体力を消耗してしまったので、午後3時にはホステルへ戻る。

やっぱり前の印象と同じで、砂のせいか、ふわふわとしたどこか儚いような非現実的な印象だった。



2017-01-21

Arica.2017.01.16.sunny





ひょんなことから同室のオーストリア・ウィーンから来たアリさんと一緒にアリカの町を散策することに。

アリカの町はとても小さいので1日で、観光スポットを周りきることができる。

私1人だったら観光スポットは行かないので、こういう時に誰かがいてくれるというのはよいものだ。

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私たちが泊まっているのはバスターミナルの近く。海まですぐそば。

ホステルを出て、アリさんはビールを2本買って、私は炭酸水を持って、浜辺を歩く。

日曜日の先日は人がたくさんいて賑わっていたそうだけれど、今日はとても静か。

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アリさんのご両親はトルコ出身で、話しが盛り上がる。
ビールを飲み終わる頃には、ほぼほぼお互いの自己紹介は済んだので、1度ホステルに戻ってビーチサンダルから靴に履き替えて、町の中心へ向かう。

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バスターミナル周辺はお店は少なく若干廃れた雰囲気はあるけれど、町の中心は一部歩行者天国になっているところもあり賑わっていた。

それから魚市場、教会、等々ぐるりとまわる。ひと通りまわると、暑さで2人ともグッタリ。

午後4時にホステルへ戻る。
これからバスに乗ってボリビアへと向かうアリさんとお別れ。

明日はもう少しじっくりとまわってみようと思う。


2017-01-20

Vina del mar-Arica.2017.01.15.sunny





どこかの街のバスターミナルで目がさめた。

時計を見てみると朝7時。
昨夜は車内の冷房が効き過ぎていてうまく眠れなかったので、すぐにまた目をつぶった。

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朝9時、再び目をさます。
昨晩から私の隣にはおばちゃんが座っていたのだけれど、なんてことのない普通のバス停で降りていって、代わりに大柄なおじさんが座ってきた。

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12時頃。
再びどこかの街に到着する。
土地名を探そうとキョロキョロすると、隣の席のおじさんと目が合う。
するとおじさんは地面を指差して"トコピーヤ"と言った。私は"トコピーヤ?"と聞き返してみたら大きく頷いてにっこりと笑った。

お礼を言って、地図を確認をしてみると、自分が思っていたよりもずっと上の方にいたことが分かった。
バスが走り続けているのは分かるけれど、ビーニャデルマールからずいぶん遠い所に来てしまったのだなと思った。

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乾いた土の上、緑のない山間の中をバスはひたすら走る。
夜は冷房が効きすぎて寒いのに、日差しが強く当たる場所を走ると車内は蒸し暑い。

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しばらくすると、海沿いの随分と賑わっている街に到着をした。名前を調べると、そこがよく名前を聞くイキケという街だった。もっと砂漠な街のイメージだったので賑やかで華やかな場所であることに驚いた。

ここでしばしの休憩。
おじさんが荷物を見ててとジェスチャーで伝えてきたので、頷く。
おじさんが戻ってくると、500mlの炭酸水をくれる。お礼を言って交代で荷物を見てもらうことに。(もちろん貴重品は手に持って)

バスの外に出て軽くストレッチして、またバスの中へ戻る。
車内も外も暑いので、冷たい炭酸水が本当にとても嬉しい。

バスは長く停留することなく、またすぐに出発をした。アリカまではあと少し。

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19時30分、ようやくアリカに到着。
曇っているもののまだ明るい時間なのでほっとしてホステルへ向かう。

約33時間の長旅。
やっぱり体にこたえたようで、ホステルに到着してシャワーを浴びてひと休憩したらすぐに眠りにおちてしまった。



2017-01-18

Vina del mar.2017.01.14.cloudy-sunny





朝9時45分。
宿のオーナーさんに挨拶をしてホステルを出る。

コレクティーボ(乗合タクシー)を捕まえてバスターミナルへ。
バスターミナルまでは15分ほどで到着。

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チケットを購入したカウンターへ行って今日乗るバスの車体の柄を見せてもらう。

ビーニャのバスターミナルは小さいので迷うことなくバスを見つけることができた。

大きな2階建のバス。荷物を預けて引換券をもらったらバスの中へ。

チリのバスはとても綺麗で、食事やおやつが出てくるバスもある。
以前乗ったバスがそうだった。

今回もそれを期待したのだけれども、車内は汚く、寒い。

それでも、出発する頃には慣れてしまうのだった。

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バスは定刻通りにゆっくりと動き出した。

ビーニャはあいにくの曇り空だったものの、移動するにつれ、いつの間にか晴れやかな空になっていた。

到着は明日の19時。


P.S.
バスの中で"Pete's Dragon"という映画を7回繰り返し観させられる修行をこなした。

*Vina del mar - Arica / 33h 40000clp


2017-01-17

Vina del mar.2017.01.13.sunny





お昼前、身支度を整えて外に出る。
それからあたりを散歩して海に出る。

今日もとてもよく晴れている。

おひるごはんを食べてから、スーパーマーケットに寄って、明日のバス移動に向けていくつか食材を買い込む。
それから一度ホステルに戻って、少し休憩。

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そしてまた外に出て、いつものお店でソフトクリームを買う。

おじさんはもう私のことを覚えていて、"チョコとバニラのミックスでしょう?"と嬉しそうに言うので私も笑ってと"はい、それをください"答える。

まだまだ暑いので、私と同じようにアイスクリームを食べる人たちとたくさんすれ違う。とても心地よい時間。そうしてまた海へ向かう。

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今日でビーニャは最後。
いつもと変わらない平和な日々。
刺激はないけれど、それでよいのだ。それでよかった。


明日はバスに乗って、
アリカヘ向かう。


2017-01-14

Vina del mar.2017.01.12.sunny





ここ2日間体調が優れず、ベットに横たわっていた。

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夕方頃ようやく起き出して、外に出る。まだまだ日差しは強い。

道にあるベンチにちょこちょこと座り、休憩しつつ、セントラル(街の中心)へ。

食欲がなかったけれど何か口にしようと、果物屋さんを探す。

チリはタイのように路上のあちこちに食事ができる屋台はないけれど、お菓子やおもちゃを売っている屋台はチラホラと見かける。

それから果物屋さんも。

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お目当ての果物屋さんでいちごを買って、海沿いの道を通ってホステルへ戻る。

あまくておいしい いちごのおかげで少し体力が回復したのだった。

久しぶりに食べたいちご、本当にとてもおいしかった。





2017-01-12

Vina del mar.2017.01.10.sunny





ここに来てから、
毎日海を見に行っている。



2017-01-11

Vina del mar.2017.01.09.sunny





チリに来たら絶対にまた食べようと思っていたものがある。

それは、ホットドック。

チリのホットドックは普通のホットドックではない。なんと、ソーセージ+ペースト状のアボカドと角切りされたトマトが挟んであり、その上にマヨネーズがかかっているのだ。

Completosが正式名称のようで、
Completos italianoになるとマヨネーズではなくとろとろのチーズがのっかっている。

ちなみに私はアボカドッグと呼んでいる。

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もちろん、そんなジャンクフードを毎食、食べているわけではない。

旅先で気をつけたいことが野菜不足。海外はパンが本当にとても安くて、おまけにおいしいからついつい手が伸びてしまいそうになるけれど。

南米ではキッチンがあるホステルが多く野菜が安いので自炊をしやすい。
それでも短期間の滞在だったり、キッチンが使いにくかったり、野菜を保存するもなかなか難しいこともある。

そんなときには、スーパーマーケットでサラダパックを購入するのが一番手っ取り早い。普通にサラダを作るよりも割高にはなるけれど、さっとすぐに野菜が取れる。

それから、缶詰の野菜・豆・冷凍ベジタブルミックスなどを買って、粉末スープの素と一緒にマグカップに入れてお湯を注げば即席野菜スープの出来上がり。
瓶や紙パックに入っているので容器も必要なく保存ができる。

いろいろな野菜が浸かったピクルス。
ちょっとした合間にもつまめるのでよく食べている。

野菜を丸かじりする方法も。
実際にホステルで、人参を丸かじりしている人に遭遇。

それもあり。